体操の内村航平にモラハラの文春砲が撃ち放たれた。
早速その内容を読み終えて、率直な感想を一言で言うならば「内村航平の家族に対する裏の顔と姑がヤバい…」コレに尽きると思う。
姑とは内村航平の母・周子のことなのだが、なぜ『姑がヤバい』のかというと、これは内村の妻・千穂からの告発となっているからだ。
数々の金メダルを獲った内村航平は凄いと思うが、個人的にはプロで活躍する選手は人間性も伴っているものだと考えていたので、今回の妻・子供へのモラハラは文春を読んでいて非常に残念な気持ちにさせられた。
今回はそのことについて書いていこうと思う。
モラハラ=モラルハラスメント。モラルは倫理や道徳を表し、ハラスメントは嫌がらせを表すので、モラハラは『倫理や道徳に反した嫌がらせ』という意味。
内村航平のモラハラについて
内村航平(33)はオリンピックで3つの金・4つの銀を獲得(世界大会込みで通算28個のメダル獲得)した体操界のレジェンドだ。
ちなみに内村航平は今年2022年1月11日に現役引退を表明したばかりだが、東京オリンピックではまさかの鉄棒落下での予選落ちも大きなショックだったと言えよう。
そんな内村航平だが、引退から一週間後に週刊文春で『妻へのモラハラ』という汚名を報じられてしまう。
そのモラハラの結果として、現在、内村航平は妻・千穂(32)との離婚問題を抱えているという。
その内容をまとめると次のような感じだ。
- 嫁が摂食障害になり実家で療養
- 内村航平が突然、離婚と別居の意思とLINEで伝える
- 二人の間にそれまで離婚の話は出ていなかった
- 妻から「話し合いをしたい」と返信するも、既読無視
- 自宅の片付けもせず、自分の荷物のみ持ち去って別居を進める
- 離婚は弁護士任せでシャットアウト
妻・千穂も元々体操選手で、2012年に結婚してからは糟糠の妻として内村航平を支えてきた。
それがこの10年間に何があったのか──。
そこには内村航平の母・周子との嫁姑問題があったようだ。
更に詳しく見てみよう。
内村航平の母・周子がヤバい
今回の文春砲は内村航平の妻・千穂からの告発っぽいので多少偏った情報だと引いて読んではいるのだが、それにしても「姑がヤベーな…」と思ったのが正直な感想だ。
内村航平の母・周子はもう還暦手前くらいの年齢だと思うのだが、髪を二つくくりにしているビジュアルからして僕の毒親レーダーがビンビン反応している。
「お下げ髪がトレードマークの元体操選手で、長崎の実家では夫婦で体操教室を開いています。(中略)一時は息子の髪の毛や爪をコレクションしていたと明かし、子離れに失敗した母と紹介されていました」(体操関係者)
出典:文春オンライン
正直、二つくくりも含め、伊藤潤二の漫画に出てきそうなエピソードである…。
しかも内村航平に子供ができた時、嫁に向かって「本当に航平の子ですか」と言い放ったことも暴露されていたので、そのヤバさを垣間見ることができる。
ちなみにその時、内村はこの母の言葉を華麗にスルーしたそうだ。
さらに結婚式の場所や内容も、内村の母と決めたとのこと。
内村のマザコンぶりもかなりヤバい。
結婚式の内容のほとんどを姑に決められるとか、正気の沙汰ではない。
「戦前の話か?」
と思わず読み返したくらいだ。
それに対して「我関せず」を貫く夫・内村にはがっかりだし、いくら頭の中が体操のことばかりになっていたとしても、夫ならばそこは嫁の味方になってあげないと可哀想だ。
更に結婚後、内村航平の給料をそのまま母・周子が管理することを譲らなかったため、経済的な面でも千穂にとっては精神的に大きなストレスだったそうだ。
結局、結婚から3年後、内村航平のプロ転向と同時に作った個人会社でお金を管理することになったのでお金の問題は解決されたが、嫁姑問題によって千穂は徐々に体調を崩すようになってしまったとのこと。
そしてここから、内村航平のモラハラがアップを始めだす。
内村航平のモラハラが酷すぎる
内村航平の大会が近づくと、姑と顔を合わすというプレッシャーから、妻・千穂は徐々に体調を崩すようになってしまった。
そのために定期的に色んな病院へと通うようになるが、東京オリンピックが延期になった2020年には、そのストレスから妻・千穂は心療内科へと通い始める。
その時、内村航平が妻に言い放った言葉は、次のようなものだった。
「理解できない。自分の脳のことなんだからコントロールしろよ」
出典:文春オンライン
日本を代表するトップアスリートだからこそ、そう言ってしまうところはあるのだろう。
それはわかる。
それはわかるのだが。
家庭を支えてくれている人生のパートナーにその言葉はちょっとないんじゃないかと思うのだ。
さらに世の主婦からの反感を買う、内村のモラハラを象徴するエピソードも飛び出していた。
休日は千穂さんが「娘と一緒に食べられるように」と、煮込みハンバーグや野菜スープなどの手料理を作っていたという。ところが、出てきた料理を見た内村は、
「ウーバー頼んだから」
そう一言だけ告げ、自分の分だけピザや牛丼を頼むことも少なくなかった。
出典:文春オンライン
「少なくなかった」って、嫁の料理拒否の常習犯か。
まぁ世間には、嫁の料理がクソ不味いという例も無きにしもあらずなのでなんとも言えないが、家族でお父さんだけ出前を取って食べるというのは子供の教育に悪すぎるというのが正直な感想だ。
なのでこれは家族に対するモラハラというより、内村航平自身がそもそも家庭を持つことをよくわかっていないという印象が強い。
それでも内村航平はスポーツという輝かしい世界で活躍し、子供に夢を与えるトップアスリートでもあるので、ある程度セルフィッシュな部分があるのは仕方がないのかもしれない。
しかし、やはりそこは切り分けて然るべきだろう。
家で過ごしている時の内村航平は、スマホやゲームをしてることが多く、二人の娘にはあまり構うことがなかったそうだ。娘たちは内村航平のことが大好きだけど、公園に連れて行くようなこともなかったという。
そこもかなり残念だ。
僕の中で内村航平の株価大暴落が止まらない。
夫としてこれはいけない…
2021年10月の世界選手権でも、会場の外で内村航平の母・周子に出会った時、千穂は子供の前で周子から怒鳴られることもあった。
帰宅後、内村航平にその話を伝えると「その場に居なかったからわからない」と返された挙げ句、妻から『お疲れ様』のLINEがなかったことに腹を立てられたという。
ちなみに東京五輪の後のこの世界選手権で、内村は鉄棒で6位という成績に終わってしまったので、引退を考えているナーバスな時期でもあった。
ただ、妻である千穂からすると、内村からも自分に対して感謝や労いの言葉をかけられたことがないとのことなので、客観的にみるとお互い様な部分はあるのだろう。
しかし、その後の内村の行動を見る限り、この内村の訴えはどこかズレていると思うところがある。
そのことがあってから内村は嫁を避けるようになり、同じ家の中で過ごしていても違う部屋に移動するようになったという。
「航ちゃんの方から話してくれるのを待ってるね」
千穂さんはそう伝えたが、内村から再び話しかけることはなかった。
出典:文春オンライン
その結果、千穂はどんどん体調を崩し、体重は一時期33キロ台になるまで激ヤセしてしまう。
そして、二人の子供を連れて、実家で療養することになってしまったのだ。
そこから内村航平の一方的な離婚話が出てくる。
勝手に別居を始め、弁護士を通してしかコンタクトを取らないというシャットアウト状態になっているのが現在の状況となっている。
このご時世、夫婦関係は対等でなければうまくいかないが、文春を読んでいると内村航平にどこか驕りのようなものを感じてしまった。
おさげの姑・周子にもかなりヤバい印象を受けたが、体操一筋、世界で脚光を浴びるほどの息子を持ってしまうとそれも仕方がないのかなとも思う。
しかし夫婦関係においては、内村航平の夫・父親としての努力不足というか、歩み寄りのなさが目立ってあまり同情できなかった。
それに手料理を前にしてUber頼むのはやっぱりモラハラだと思うし、奥さんにとってこれはかなりメンタルがやられる。
ひょっとしたら嫁の手料理があまり美味しくないという疑惑も払拭できないが、もしそうだとしても手料理が用意されてたのであれば、子供の手前、それを食べるのがマナーだと思うんだがどうだろう。
そこでUberを頼むのではなく、もう少しやりようは合ったんじゃないかと思ってしまう。
もちろん、話し合いもせずに一方的な離婚話や突然弁護士を立ててくるところをみると、内村も内村で大概な性格であることがわかる。
それでも子供を持つ親として「もっとちゃんとしろ」と言いたいのが、この離婚騒動を知った人たちの正直な感想ではないだろうか。
前回文春砲を受けた元バレーボール日本代表の越川優の二股報道もそうだが、トップアスリートはやはり人間性も大事にしてもらいたい。
千穂が激ヤセして寝たきりになり、彼女の両親が内村の自宅へかけつけた時、内村の娘たちは自らご飯をよそい味噌をつけて食べていたそうだ。
千穂の母親が「なぜパパに言わなかったの?」と尋ねたら、娘たちからは「パパはやってくれない」と答えが返ってきたということも文春には書かれていた。
内村航平には数々の功績から国民栄誉賞の噂も出ているが、これではちょっと応援できない。
自宅から自分の荷物だけを持ち、勝手に別居を始め、話し合いは弁護士を通してくれというのは、なんだか一人の人間としてもう少しちゃんとして欲しいと思う次第である。